合法ではないけれど違法でもないギャンブル

合法ではないけれど違法でもないギャンブル

オンラインカジノはペイアウト率95%以上の勝ちやすいギャンブル。
24時間365日利用できる。スマートフォンからもギャンブルを楽しめる。
オンラインカジノの魅力的な記事を目にすることも多くなったと思いますが、これほどの魅力あるギャンブルながらも日本人プレイヤーの数が大きく増えていけないのはオンラインカジノの違法性について危惧する方が多くいるからでしょう。

オンラインカジノが合法なのか違法なのかの二択から答えるとオンラインカジノは違法です。
しかしこの答えは、合法、違法の二択から選ぶ場合においてです。

違法ギャンブルには賭博罪という罪が科せられます。
この賭博罪が適用されるのは基本的に公営ギャンブル以外のギャンブル全てです。

つまり、競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじだけが合法と認められたギャンブルであるということです。
公営ギャンブル以外は賭博罪が適用されることになりますが、公営ギャンブルではないけれど賭博罪が適用されないギャンブルも存在します。
たとえばパチンコです。

パチンコ店は日本全国どこにでもあるため、国が認めているギャンブルのように思えてしまうのですが、パチンコ店は賭博罪の隙をついた三店方式という運営方法を用いることで法に触れることなく営業を続けられているのです。

オンラインカジノの場合は、意図的に賭博罪の隙をついているわけではありませんが、合法でも違法でもないという点はパチンコと同じです。

オンラインカジノは、海外の企業が海外にて合法的に運営しているギャンブルです。
賭博罪となるのは、日本国内において賭場の提供とその賭場にてギャンブルを行った場合なので、オンラインカジノはこの賭博罪の定義からは外れます。

日本国内で利用しているのだから賭博罪として裁かれるべきだとの声もありますが、実際のところは日本国内にいて利用してもお金を賭けるのも海外にあるサーバー上で行われているので、日本国内で行われているのではなく海外で行われているギャンブルと認識されています。

日本国内で運営されるオンラインカジノは絶対に利用しない

日本国内で運営されるオンラインカジノは絶対に利用しない

オンラインカジノを利用する際に気をつけたいのが日本の会社が運営するオンラインカジノ、または日本国内で運営されているオンラインカジノです。

オンラインカジノは海外の企業が海外で合法的に行っていることにより、日本国内から利用しても罪には問われません。
ですが、これが日本の会社が運営していたり、日本国内で運営されているオンラインカジノを利用すると、それは完全に賭博罪にあたりますので、法的に裁かれることになります。

オンラインカジノは賭博罪にあたらないから大丈夫だと利用するオンラインカジノについてなにも調べないでいると、実は日本の会社が運営していたり、日本国内で運営されているオンラインカジノだったりする場合もなきにしろあらずですので、実際に利用する前にサイト内の会社情報、口コミなどに目を通しておきましょう。

そして、もう一つ気をつけたいところがあります。
それは日本国内にサーバーが置かれていないかどうかという点です。

たとえ運営企業が海外にあったとしてもサーバーが日本国内にあると賭博罪にあたります。
オンラインカジノはサーバーが賭場となるため、日本国内にサーバーがあると賭博罪の賭博場開張図利罪にあたり法的な裁きを受けることになります。

しかし、サーバーが置かれている場所まで調べるのはそう簡単にできることではないでしょう。
そこで注目して頂きたいのがライセンスの有り無しです。

優良と呼ばれるオンラインカジノは必ずサーバーを置く国の政府からライセンスを受け合法的に運営を行っています。
このライセンス情報はオンラインカジノのトップページ下部に掲載されていますので、誤って日本国内にサーバーを置くオンラインカジノを利用しないようにするためにも、こうしたライセンス情報にも目を通すようにしましょう。

オンラインカジノの利用で実際にあった逮捕事件の結末

オンラインカジノの利用で実際にあった逮捕事件の結末

2016年に当時高い人気を誇っていたスマートライブカジノの利用者3名が単純賭博罪の名の下に逮捕されるという事件が起きました。
オンラインカジノ自体が合法、違法で揺れていた時でしたので、この逮捕はオンラインカジノの日本人プレイヤー達に大きな衝撃を与えました。

3名の逮捕者のうち、2名は早々に略式起訴となり罰金刑を受け入れましたが、もう1名はオンラインカジノの利用に違法性はないと主張し、裁判の場にてその違法性を問う姿勢を見せていました。
しかし実際に裁判で争われることはありませんでした。
なぜならば不起訴処分という結果になったからです。

不起訴とは検察側が有罪にできないと判断し、起訴しないということです。
これは、オンラインカジノの利用を有罪にすることができないということですから、すなわちオンラインカジノは違法ギャンブルではないと認めたことになります。
このように過去に実際にあった逮捕事件の結末も不起訴となっていますので、正式なライセンスを持っているオンラインカジノの利用ならば違法にあたることはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA